
想うエジプト
遠くを見つめるように、静かにたたずむその姿。澄んだ青緑のガラスの中に封じ込められているのは、形ではなく、記憶のような「気配」です。彫刻は何も語らず、ただ“想う”という行為だけを体現している。エジプトの空、神殿の影、風に揺れる砂丘。ガラスという透明な素材に、観る者それぞれの“エジプト”が重なり、浮かび上がります。
*鳥毛清喜のサインが入ります。
SIZE
H:520 W:170 D:440 重さ:11kg
SIZE
H:520 W:170 D:440 重さ:11kg
Lens
RF 85mm f/1.2L USM
Client
H:520 W:170 D:440 重さ:11kg
Camera
Canon EOS R5

こまるな注文来たら
牛の頭骨。ガラスの角。一見すればトーテミックな印象のあるこの作品は、荒々しさと繊細さ、生と死、伝統と素材の革新がぶつかり合うような力強い存在感を放っている。しかし、そこに添えられたタイトルは——「こまるな注文来たら」。観る者の緊張を少しほどいてくれる、不思議なやさしさがある。命の残響と、素材の対話。その間にあるユーモアをも手放さない、作家の誠実な“応答”が、ここに立ち上がっています。
*鳥毛清喜のサインが入ります。
SIZE
H:960 W:440 D:83 重さ:3kg
SIZE
H:960 W:440 D:83 重さ:3kg
Lens
24-70mm f/2.8 GM
Client
H:960 W:440 D:83 重さ:3kg
Camera
Nikon Z9

ガラスならでわ
つるりとした手触り。光を受けて、自在にかたちを変えるような内部のゆらぎ。この作品には、物語も、象徴も、明確な意味もない。ガラスだからこそ出せる“抜け感”と“かたちの遊び”を、作家がそのまま包み込んだ、そ んな作品です。手に取ってみると、重さがあるのにどこか軽やかで、見る角度によってうねり、きらめき、表情を変える。それはまるで、素材と手と偶然がつくりだしたひとつの呼吸のよう。ガラスならでは。けれど、ガラスらしからぬ自由さも、きっとここに。
*鳥毛清喜のサインが入ります。
SIZE
H:120 W:220 D:588 重さ:3.4kg
SIZE
H:120 W:220 D:588 重さ:3.4kg
Lens
50mm f/1.2 Summilux
Client
H:120 W:220 D:588 重さ:3.4kg
Camera
Nikon Z9

雲母たくさん
黒い砂に、きらきらと光る無数の粒。それは、雲母(うんも)を多く含んだ、あるひとつの砂浜から運ばれたものでした。バリ島のなかでも、鳥毛清喜の工房の目の前にだけあった、その特別な砂浜。その砂をガラスにふりかけ 、サンドブラストで彫り出していくことで、表面にはざらついた質感と、光を孕んだような輝きが生まれました。作品に刻まれたきらめきは、自然が偶然つくりだした模様であり、作家が過ごした時間と場所の記憶でもあります。
*鳥毛清喜のサインが入ります。
SIZE
H:200 W:250 D:820 重さ:1.7g
SIZE
H:200 W:250 D:820 重さ:1.7g
Lens
24-70mm f/2.8 GM
Client
H:200 W:250 D:820 重さ:1.7g
Camera
Canon EOS R5

自然のままに
一切の装飾を拒むような、ざらついた黒。そして、ふいに現れるまばゆい光。ガラスの内側に施された金箔が、静かな器の奥から命を放つ。この作品は、型にとらわれない自然な形のままに、手を添えるようにしてつくられたも の。珊瑚と金箔、そしてサンドブラストという技法を通して、素材の“質”が語るものに、そっと耳を澄ませるようにして完成されました。
*鳥毛清喜のサインが入ります。
SIZE
H:200 W:250: D 720 重さ:0.9kg
SIZE
H:200 W:250: D 720 重さ:0.9kg
Lens
70-200mm f/2.8 VR II
Client
H:200 W:250: D 720 重さ:0.9kg
Camera
Sony A7R IV

自然のままに 2
一切の装飾を拒むような、ざらついた黒。そして、ふいに現れるまばゆい光。ガラスの内側に施された金箔が、静かな器の奥から命を放つ。この作品は、型にとらわれない自然な形のままに、手を添えるようにしてつくられたもの。珊瑚と金箔、そしてサンドブラストという技法を通して、素材の“質”が語るものに、そっと耳を澄ませるようにして完成されました。
*鳥毛清喜のサインが入ります。
SIZE
H:200 W:250 D:720 重さ:0.9kg
SIZE
H:200 W:250 D:720 重さ:0.9kg
Lens
35mm f/1.4 ART
Client
H:200 W:250 D:720 重さ:0.9kg
Camera
Sony A7R IV

バリのまな板から
まな板それは、食材を刻むためだけの存在だったはずが、作家の手を通して、椅子となり、彫刻となり、ユーモアに満ちた“椅子”へと変容した。素材は、バリのまな板と色とりどりのガラス。脚にはころんとしたガラス玉 がはめ込まれ、背もたれにもカラフルなアクセントが光る。素朴さと遊び心。重みと軽さ。木とガラス、固いと柔らかい、美術と暮らしの境界線をゆるやかに溶かしていく。
*鳥毛清喜のサインが入ります。
SIZE
H:630 W:380 D:1210 重さ:12kg
SIZE
H:630 W:380 D:1210 重さ:12kg
Lens
24-70mm f/2.8 GM
Client
H:630 W:380 D:1210 重さ:12kg
Camera
Nikon Z9

シナモン相手に努力
不思議なかたち。無数の穴が空いた褐色のかたまりは、シナモン。その上には、ガラスの小さな“目”がのっている。努力の対象がシナモンだということが、もう切ない。けれど、それでも頑張る。そんな姿に、笑ってし まいながらも、どこか共感してしまうのです。この作品は、コミカルなようでいて、深い人間味にあふれた彫刻です。見るたびに、「今日は自分も何かに向かって、ちょっと頑張ってみよう」そんな気持ちになれるかもしれません。
*鳥毛清喜のサインが入ります。
SIZE
H:250 W:300 D:850 重さ:3.7kg
H 200 W 240 D 790 重さ:3kg (シナモンだけ)
SIZE
H:250 W:300 D:850 重さ:3.7kg
H 200 W 240 D 790 重さ:3kg (シナモンだけ)
Lens
RF 85mm f/1.2L USM
Client
H:250 W:300 D:850 重さ:3.7kg
H 200 W 240 D 790 重さ:3kg (シナモンだけ)
Camera
Leica Q2